愛すべきものをとことん愛すべし
おはようございます。ザイツタクヤです。
早いもので入院から5日目。
輸血や点滴、二日間の絶食からも解放され
入院生活を楽しんでいます。
食事も重湯から三分粥に移り
さらに元気が戻ってきました。
知らない者同士の4人部屋、
生活に関する看護師さんとの意思疎通、
当然、いろいろと不自由な点もありますが
そこは過去3回の入院経験が活きています。
やっぱり何ごとも経験ですね 笑
楽しく過ごすコツは、
何か要望があったら、感情を一切いれず、
淡々と伝えることですね。
何回でも。通るまで。
ただし感情を一切いれてはダメです。
・・何か「入院アドバイザー」
みたいになっていますが 笑
今朝も朝日を浴びながら
5階レストランラウンジで
「生くる」の写経。
そして朝食も景色を観ながら
この広いラウンジで。
うーん・・・
やっぱりこれ「リア充」って
いうんじゃないんですか?
ちがいますかね? 笑
今日の写経は
「生くる」42ページの
「一片の赤誠」から
ちょっと冒頭の箇所が気になったので
引用させて頂きます。
人生は何があるのか誰にもわからない。何が本当に良いのか、何が本当に悪いのかすら難しい。不幸が幸福の源泉ともなり、幸福が不幸の原因ともなり得る。努力して努力して、道を間違える人は後を絶たない。同じことをしていても、結果が吉と出る人もいれば凶と出る人もいる。貧しさが人間を磨き上げることもあれば、屑にしてしまう場合もある。生きることについては、考えれば考えるほどわからなくなってくる。
執行草舟「生くる」 42ページ
人生は何があるかわからない、
何が良くて何が悪いのか考えれば考えるほど
わからなくなる。
だからこそ執行さんは「一片の赤誠」が大切だ。
と説きます。
知性でもなく、忠や孝といった高尚なものでもなく
ましてや思想や哲学でもなく
ただ「一片の赤誠」
ほんの少しの人の情け、
ほんの少しの人の恩に報いる気持ちが
人を支える。
僕はこの一文から、執行さんの
趣旨からは少し外れるかもしれませんが
昨日読んだ、ビーコン仲間のデニーロさんの
ブログ記事を思い出しました。
今年4月に亡くなったミュージシャン、
プリンスについて三日間にわたってその愛を
デニーロさんは綴っています。
僕はプリンスについては、ほぼ
ゼロといっていいほど無知でしたが
デニーロさんのプリンス愛がいつのまにか乗り移り
プリンスについて知りたくなってきました 笑
熱量・・・ですね。
理屈でも理論でも、正しさでも世の評価でもなく
人が人を想う熱量、圧倒的な想いのエネルギーが
はたから見ている者すらも、巻き込むパワーを持つ。
人を動かすのは熱量。
熱の量、まさにエネルギーが
人を動かす力となる。
そんな印象を持ちました。
話は変わって
昨日も面会に来てくれた
子どもたち。
僕ら家族の他には誰もいない
広いラウンジにテンションが上がり、
ハシャいでいます 笑
どうやら41歳の誕生日を(12月5日)
病院で迎えそうな僕を気づかって(?)
小学1年生の息子が手紙を書いてくれました。
僕は想います。
執行さんの言う通り、
人生は何があるかわからない、
何が良くて何が悪いのか考えれば考えるほど
わからなくなる。
それならば、
好きなものをとことん好きになり
愛すべきものをとことん愛する。
それでいいんじゃないか。
あれこれ先のことを心配したり
どうなるかわからない未来のことに
気をもむよりも、
今ここにある愛すべきもの
今ここ、この瞬間にある愛しきものに
想いを注ぐ。
それでいいんじゃないか。
愛すべきものをとことん愛する。
デニーロさんのプリンス愛や
昨日来てくれた子どもたちを想い
僕はそんなことを感じるのです。
人生は何があるかわからない、
何が良くて何が悪いのか考えれば考えるほど
わからなくなる。
だからこそ
愛すべきものをとことん愛すべし。
それではまた!
今日も本音でワクワクする人生を。
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