HEART BEAT

今日も本音でワクワクする人生を! 今日一日を最高に生きる

マイク・タイソンはしあわせだったか

 

今日も子どもたちを送ってジムへ。

 

ここ最近の休日はジム通いメインになりつつある。

 

以前はルネサンスに入会し通っていたが

通えない月にも会費を支払うのがもったいなくなり

退会。

 

まあ多くの人が同じ理由でスポーツジムを退会していますね。

 

ただ私営ジムの広さとマシンの数、充実ぶり、また温浴施設の充実は

かなり魅力的で、またいつか入会したいと思っているのも事実。

 

特にでっかい風呂、サウナは魅力的で

毎月、ある程度通えれば、決して無駄遣いではない、

むしろかなりのコスパの良さがあると感じている。

 

またジムによっては週2回コースや月8回コースなど

細かくコースを分けていて毎日通えなくても

割り損感のない設定もある。

 

今日、筋トレ再開3回目。

 

感覚を取り戻してきて、調子が出てきたせいか

自分の思うタイミングでマシンに移れなかったり

ランニングマシンの時間を気にしなければ

いけなかったり、おじさん軍団の談笑がうるさかったりと

やはり、市営の安い一回ごとに料金を払うジムの限界を感じた。

 

とはいってもそのジムは市営にしてはかなり

設備もよく、マシンも充実していてランニングマシンも

5台ほどある。

 

利用者のマナーもそう悪くない。

 

しばらくはここに通うことになるだろう。

 

iPodで好きな音楽でも聴きながらトレーニングすれば

もっと楽しく、細かいことも気にならなくなるだろうか。

 

 

ジムワークを終え、図書館でスポーツ雑誌「NUMBER」のバックナンバーを読む。

 

特集はボクシング。

 

歴代チャンピオン、最強は誰だ?

 

というテーマ。

 

やはりマイク・タイソンを挙げる人が多く

かなりの差をつけての1位。

 

テレビの映像で観てもあれだけの迫力。

 

実際に観戦すればもっと、しかも対戦者に感想を問えば

車にはねられたような、衝撃だったと述べる選手も。

 

全盛期に対戦した多くの選手が異口同音に述べる感想が

そのマイクタイソンの圧倒的殺気、ただ殴る、機械的に殺しにかかる

その獰猛さに圧倒され、戦意をそがれるという。

 

並みいる修羅場を潜り抜けてきた歴戦の強者たちでさえも

戦意をそがれるほどの殺気、殺戮本能。

 

スラム街で育ち少年時代の逮捕歴50回を超え

出会ったボクシングという天職。

 

生まれ持った才能と出自。

 

そしてカス・ダマトという最高の師との出会い。

 

このすべてが組み合わさって

時代を驚愕させる圧倒的ボクサー、殺戮マシーンを生み出したといえる。

 

一時代を築き巨万の富を築くも

数々のスキャンダル、裏切り

事件により輝きを失っていったマイクタイソン。

 

しかし長らくの間、決して忘れることのできない

衝撃を人々に与えたことは間違いない。

 

これもまた時代が生んだ一つの奇跡。

 

NUMBERの記事で印象に残ったのは

マイクタイソンが選手時、ある一定の時間になると

人を排除し、カウンセラーと二人きりになり

必ず自己暗示の時間をとっていたという事実。

 

すなわち「俺は世界最強のボクサーであり、誰も俺を倒すことはできない」

といった内容を自身の潜在意識に叩き込んでいく。

 

カス・ダマトから生前教わった自己暗示法を実直に守っていたタイソン。

 

しかし同じカス・ダマトから「絶対に、組んではいけない」

と言われていたドン・キングと手を組み、裏切られ衰退していく。

 

カス・ダマトが生前、白人のボクサー二人を家に泊めたとき

少年だったマイク・タイソンについて

「この家には黒人の少年が住んでいる。私について敬意を払うのと同様に

この少年についても敬意を払ってほしい」

 

といったという。

 

 

マイク・タイソンが唯一この世で信頼し、愛情をもった人間がカス・ダマト。

 

その師が亡き後、世界の頂点を極め、

金・名声名誉・美女・この世の欲望を満たすための

あらゆるものを欲しいだけ集めることができたタイソンだったが

その日々は楽しいものだったか。

 

 

金を欲しいだけもらい、

多くの喝采と賞賛を得て

 

欲望を満たせるだけ自由自在に満たす

日々を送り、

 

その日々は楽しいものだったろうか。